仕事・就職・転職・求人に関するお気に入りサイト。
自然保護官(パークレンジャー)
国立公園の自然環境を保護するために調査したり、園内でおこなわれる開発の許認可や指導にあたったりするのが自然保護官(パークレンジャー)です。また、公園内をパトロールして、園内の清掃や希少動物の保護をおこなったり、傷ついた自然環境の再生作業も重要な任務となっています。国立公園は、日本を代表するにふさわしい、優れた自然の風景地を保護することを第一の理念としてかかげ、その利用の増進や、国民の健康・休養に寄与することを目的として指定されたもの。環境省によって監督されている公園であり、人工的に整地された小規模の公園とは主旨が異なります。したがって、国立公園の管理業務をおこなうパークレンジャーには、自然環境の保護に対する確固とした信念が求められるといってよいでしょう。
それでは、パークレンジャーになるにはどのようにしたらよいのでしょうか。上にも述べたとおり、国立公園は環境省の管轄となっており、出先機関である地方環境事務所が直接に管理しています。現場業務をおこなうパークレンジャーも国家公務員ということになりますので、人事院によっておこなわれる国家公務員試験に合格しなければなりません。配属は、環境省の地方支分局である地方環境事務所。さらにその下の自然保護官事務所になります。希望どおりの配属先になるかは努力次第ともいえますが、これから進学するのであれば、農学や林学、環境科学などに関係した学部・学科を選択すると有利になるでしょう。
なお、国立公園は全国28ヶ所(2006年現在)に点在しているため、パークレンジャーの配属先も北海道から沖縄まであります。通常は事務所を2年から3年で異動しますが、配属先がどこになるかはわかりませんので、ひとつの場所に安住したいという人には向かないかもしれません。また、現場を離れ、環境省本省で地球環境の問題や自然保護関連の業務に従事する場合もありますので、環境問題や、自然全般についての強い使命感・責任感が求められる職業であるといえます。