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ドッグトレーナー


犬は、人間の生活に最も密着した動物であるといっても過言ではありません。家庭でペットとしてかわいがられるばかりでなく、災害現場で救助犬として人命を守ったり、事件現場で警察犬として捜査を助けたりします。ほかにも、身体の不自由な人をサポートする介助犬や、盲導犬、テレビに出演するタレント犬など、彼らの活躍する場面は多岐にわたります。ドッグトレーナーは、そのように、犬がさまざまな目的で行動できるようにするために、しつけや調教をおこなう訓練士です。

この職業では、犬が好きであることはもちろんのこと、犬種による向き不向きや、その犬の性格や感情をよく理解してあげられることが大切です。子犬にいちから訓練することもあれば、問題のある行動を矯正するために飼い主から犬をあずけられることもあります。ドッグトレーナーの相手は、言葉がわからない犬たち。根気強くものごとを覚えさせていく忍耐力や、いっしょに駆けまわって訓練することができる体力も必要でしょう。

では、ドッグトレーナーになるためにはどうしたらよいのでしょうか。この職業の国家資格はありませんので、無資格でもおこなうことは可能です。家庭犬のしつけ程度であれば、ドッグトレーナーの養成スクールに通うなどして、必要な知識や技術を学ぶことができます。しかし、社会的知名度のあるジャパンケンネルクラブなどの公認訓練士資格を取得することで、客観的な評価を受けることになり、仕事は得やすくなるでしょう。なお、警察犬の公認訓練士になるには、警察犬訓練所などで見習い訓練士として3〜6年の修業が必要です。救助犬などそのほかの専門技能を持った犬の育成にも、同様に訓練所での経験が必要といわれています。見習い期間は原則としてその訓練所に住みこみになります。その期間は早朝から夜遅くまで食事や掃除などの世話をおこない、日曜日も競技会などで休めないことも。単に犬が好きという気持ちだけではつとまらない仕事であるといえるでしょう。見習い期間の給与は多くとも月収5万円程度。しかし、独立後、実績を積んでいけば1000万円を超えることも可能であるといわれています。

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